賞与は、ほとんどの企業が年2回支給しています。時期的には、6月下旬から8月上旬の間に夏期賞与を、11月中旬から12月下旬に冬期賞与を支給するのが通例です。
夏期賞与・・・・・ 6月下旬から 8月上旬
冬期賞与・・・・・11月中旬から12月下旬 |
一般に賞与は何ケ月分という言い方をされますが、これは先に説明した給与の所定内賃金に対し、年2回の賞与の合計を計算して表現するのが正しい計算です。この「何ケ月分」の計算を基本給のみで計算している会社もあるようですが、これは見かけ上賞与が多いような印象になります。賞与の支給額は、会社の規模によって大きな差があるのが現実です。大企業でも零細企業でも、毎月の給与額は統計的に言っても大きな差はありませんが、賞与では隔たりがあります。
小規模企業の賞与・・・年間2ケ月〜3ケ月程度
中規模企業の賞与・・・年間4ケ月〜5ケ月程度
大規模企業の賞与・・・年間5ケ月〜6ケ月程度 |
あくまでも目安ですが上記のような感じではないでしょうか。しかし、現状はこのような恒常的に不景気な時代ですから、賞与が支給されない企業もあります。また、賞与は会社の業績が反映されますから、家庭用ゲーム機がヒットした時の玩具メーカーでは、24ケ月分の賞与が支給された時代もあったようです。
中小企業の経営者にとっては、この賞与の支払い時期は資金繰りに頭を悩ませる時期でもあります。特に開発型の企業で人件費比率が高い会社では、数ケ月分の固定費を1度に支払うような金額になります。景気の低迷と銀行の貸し渋りのダブルパンチの時代ですから、なおさらです。
SOHO企業では、ベンチャー的要素の高い企業も多いわけですから、固定的に高額の賞与を支給するには限界があります。賞与に関しては、最低保証額(例えば1ケ月分)を設定し、業績や評価によって、プラスαを加算するか、決算賞与の名目で別の日程で支給する仕組みがベストだと思います。
| 賞与の額=所定内賃金×○ケ月分+業績評価or評価加算 |